WEB連載第17回目

ふくふくや第16回公演『テキヤの子供』

2015年(下北沢駅前劇場)

舞台は昭和39年の東京下町。
『テキ屋の子供』
改めて、台本読み返してみると面白い。
登場人物たちがまた良い。
江戸っ子のテキ屋の姉弟、訛りのガマの油売り、親父の仇を探し続ける兄と嘘つきな妹、バレーボールオリンピック代表、そして、犬。
犬って…笑
バラエティに富んだ登場人物たちをゲストなしのふくふくやの劇団員のみでの上演。
前半はただの小汚いおっさんに見える犬役の岩田くん。でもね、改めて見直すとしっかりと犬を演じてるんだよねぇ。最後の遠吠えは秀逸。
犬がどう絡むかと言うと、普通に喋るし、会話もする。けど実はズレていて、違和感だった何かが犬だったとわかった時に全て繋がる。
二回見ると、細部まで計算されているセリフがよく分かるし、より面白かった!なんて感想も。
それと登場人物が亡くなるという、ふくふくやとしては珍しいラストで、多くのお客よりラストシーン生きてて欲しかったとの声が多かった。
ふくふくやとしては、挑戦した作品でもあったのかも。
そんな死ぬシーンに力入れ過ぎて、僕は肋骨にひび。刺された後いかにカッコ良く倒れるかばっか考えて…馬鹿だった。なので公演の前半と後半で倒れ方が違う 笑

ふくふくやの台本はデータでやってくる。
毎回台本と共に竹田新より、役に対する想いが届く。

『お調子モノで弱くてずるくて優しくて強くて
そんな惣太郎に早く会いたいです。』
竹田新

毎回、それが楽しみなのです。
馬場惣太郎。またいつか演じてみたい。

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浜谷 康幸YASUYUKI HAMAYA

所属事務所オスカープロモーション
『ずんばらりん。』で、ふくふくや初参加。
以降、ふくふくや作品の客演を経て、2015年10月、ふくふくや劇団員として入団。

”ふくふくやの支柱どっしりと支える。その眼差しは、穏やかにしみじみと心に染み入り安らぎへと導く。”

出演情報
舞台
・ゴツプロ!第五回公演
『狭間の轍』
2020年1月・2月
東京・大阪・台北
・NanaProduce
演出 『普通じゃない普通』
11/13〜17 ファファーレ東新宿
映画
『メランコリック』現在公開中
https://www.uplink.co.jp/melancholic/

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